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鬼ごっこ協会が厳選した鬼ごっこ  

鬼ごっこ博士 羽崎泰男

宿かえ鬼

古くから楽しまれている鬼ごっこで、基本的には自分の宿(陣地、安全地帯)から出て、鬼に捕まらないように他の宿に移動するというものですが、宿が足りずに入ることができない子が次の鬼になるという椅子取りゲームやフルーツバスケットのような名前で楽しまれているものもあります。

≪どんなふうにやるの≫
(場所)室内
(内容)
・フープか縄を用意します
・「青」「赤」「黄」などのキーワードを決めます。
・鬼を決め、子はフープか縄で自分の宿を作りその中に入ります。
・鬼は小さな物語を話、どこかでキーワードを言います
・子は自分の宿から出て、他の宿に移ります。その時、鬼は空いた宿を見つけて素早く入ります。
・宿に入れない子が一人出てきますので、その子が次の親となります。
*キーワードが出る前に宿から出たら鬼になります。

≪事前練習≫
・全員で宿を替える練習をします。
・歌を歌いながら歩き、歌が終わると同時に宿に入ります
・小さな物語を作り、それをみんなの前で発表します。

≪遊びの極意≫
・鬼初めをするための小さな話を考え、その中にキーワードを作る難しさと楽しさを味わいます。
・キーワードを出すときにはひっかけを上手に使って、宿から間違って出るのを誘います。
・タッチをしない鬼ごっこを経験します。
・宿を色々な形や物にすることで宿替えを難しくします。

≪運動効果≫
・キーワードを素早く聞き取り、素早く反応する敏捷性を養います。
・開いている場所を素早く見つけたり、他の子や鬼の動きを見極める判断力を養います。